小国び塾活動日誌

藤浩志プロデュースによる「小国び塾」参加メンバーが、坂本善三美術館の収蔵品から発想して取り組む「アートなプロジェクト」の記録です。

ハルノシュ

『おばけの引越』 ハルノシュ

形(1976)の展示に伴い,玄関の正面のにいたおばけたちは館内の別の場所に引越をしていた。 先日,どこに行ったのだろうと探したけれど,分からなかった。 暫くして,諦め,美術館の方に聞くと,やっと居場所を見つけることができた。 おばけの産みの親の一…

『青い稲妻2』ハルノシュ

“青い御幣”と“青稲ちゃん”を新たに展示した。 善三さんの『形』(1976)そのものを邪魔しないようにと思いつつ, 全体で一つの空間として見えるようにと考えた。 “青稲ちゃん”たちは全部で五匹。 お時間がある方は,善三さんの『形』(1976)の中に オリジナルの…

『おばけ計画』解説シート作成中 ハルノシュ

現在,来館者の方に配布するための『おばけ計画』の解説シート作成中です。いつか,余裕があるときに造本もしたいと考えています。お知らせまで。

『青い御幣』ハルノシュ

善三さんの『形』(1976)は、御幣がモチーフだ。しかも青い御幣。御幣は神をお招きするたものもの。紙で神を呼ぶ。“かみ”つながりだ。 青い御幣なんて見たことがないから,実際に作ってみることにした。 善三さんの作品『形』(1976)にでてくる御幣のイメー…

『青稲(あおいな)くん』ハルノシュ

福岡から熊本に向かった9月30日,大分県日田の井上酒造に寄った。酒蔵を見学させて頂いたのだが,神棚が要所要所に祀られているのを見て,御幣は雷みたいだと思った。 善三美術館に着いて,学芸員の方と『青い稲妻』シリーズについてお話した。その時,はじ…

「形:1976ー青い稲妻」ハルノシュ

「こんな解釈ありなんだ」展で坂本善三美術館の入り口にある「形」(1965)は貸し出しにより10月1日までの展示。10月2日よりその代替作品として,「形」(1976)が出さされる。 善三さんといえば,40代半ばのフランス滞在からして,アンフォルメルの画家たち…

「黄色い空間ー卵焼き」ハルノシュ

「こんな解釈,ありなんだ!」展では,“卵焼き人生”というプロジェクトが行われている。このプロジェクトに関連する坂本善三さんの作品は『白い空間』。でもこの作品は白くない。むしろ,グレーだ。作品の中に入り込めば,直にでも,白い雪が空からたくさん…

鳥象君(とりぞうくん)のこと ハルノシュ

坂本善三の作品に『象』(油彩・1981)と『鳥』(リトグラフ・1980)がある。何れも,短めの筆跡を幾つかの方向から素早く重ね合わせ,それを画面に並べた作品だ。これらの作品は何者かが動いた跡の残像を連想させる印象的なシリーズである。 私はおばけ計画…

『山笑のタコ2 ハルノシュ』

『山童閑遊』とは本来,西日本に伝わる山の童(わらべ)のおばけがのんびりと静かに遊んでいる様子だと考えられる。一方,“山笑のタコ”は『山童閑遊』のスケッチに登場する山形をしたタコのような存在が,人々を笑顔にさせたいとの想いを込めて制作した。何…

『山笑のタコ1 ハルノシュ』

収蔵庫で24程もある全ての『山童閑遊』の挿絵に目を通したのは,7月17日ぐらいだったと思う。その時,その中の一枚の画面右隅に何気なく描かれた蛸のような存在に気がついた。それは,蛸といえば蛸。でも,別の何かのように見えなくもない。例えば,宇宙人…

『炎・たましい — まっすぐな1本線』ハルノシュ

7月に『おばけ計画』を発表してから,美術館スタッフの方の一人が,『炎』が特におばけに見えると教えてくれた。どのようにおばけに見えるのだろうと思い,一緒に作品を見てみると,なるほど,手のようなものが上下に見受けられる。このとき,何となく,炎…

『風土ーオーロラおばけ』ハルノシュ

今年のはじめ,小学4年生(よしたけしのちゃん)が描いた漫画を造本した。 題名は『よしたけ しのちゃんのまんが』。和綴じで20ページ。 内容は,おばけに関するものがほとんどで,18編入っている。 7月の終わり,久しぶりに しのちゃんに会った。話をした…