小国び塾活動日誌

藤浩志プロデュースによる「小国び塾」参加メンバーが、坂本善三美術館の収蔵品から発想して取り組む「アートなプロジェクト」の記録です。

身近にあった絶筆候補生と”ひとり種プロジェクト”【sawa】

こんにちは。

季節はすっかり秋、を通し越して冬になりつつある今日この頃。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

早いもので「こんな解釈、ありなんだ!」展もいよいよ今度の26日(日)で終了となります。

 

ご覧になりましたか?

 

えっ!まだなんですか!?

それは大変!!!!

是非是非!足を御運びいただけると、私たち小国び塾生は泣いて喜びます。

だって、ZENZOさんの絵は今後も見ることが出来るかもしれませんが、私たちの展示は今回限りなんです。

きっともう見ることは出来ません。

 

ちなみに25日(土)は、び塾メンバーが集まる予定です。

プロジェクトのこと、直接聞けるかもしれません。

詳細はきっと美術館スタッフさんが記事にしてくださるはず(よろしくです♡)

そちらも要チェック!

 

 

私が今回実行してきたプロジェクト「絶筆クチュール」

こんなプロジェクト(こんな言うな)してきたからなのかは分かりませんが、ここ最近引き寄せます。”生と死”についてのいろいろを…

きっと無意識にアンテナ張っているのでしょうね。

本当に色々考えさせられます。

 

あ、対人間だけじゃないですよ。

町の復興とか季節の移り変わりとか、そういったところなどからも”生きるとは””死ぬとは”みたいなことを感じるのです。

葉っぱ一枚落ちただけでおセンチ(死語)になるお年頃ですから。

秋、恐るべし。

 

 

そんな時、ふと気付きました。

私はこれまでプロジェクトのために絶筆というテーマで何枚か描き上げたものたちがあります。(以前の記事参照)

描いてきたもの一枚一枚は、他人から見ればなんてことないものですが、

その時その時に私自身にしっかりと向き合った結果出てきたものです。

たまにああやって、自分と向き合って、描き出すという行為は必要だなと思いました。

 

…と思っていたら、ちょっと趣旨は違うけど、それに似た事をほぼ毎日している事に気付きました。

これです。

 

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手帳です。

私は手帳を、ただToDo(やること、しなきゃいけないこと)を書くだけでなく、「これをやりたい♪」「てか、やる☆」みたいな、モチベーションが上がるような予定も書き込むようにしています。

そうすると、時間も有効的に使えるようになるし、何より毎日が楽しくなる!

(手帳の上側に書いてある5:00という数字はお察しの通り、5時に起きる、ということです。早起き苦手なので…どうにか継続出来ています。)

 

で、改めてこれを見返すと、この1年の私の歴史になるんですよね。

つまり、もし私が今ここで死んだら、これが私の足跡になるんです。

毎日書いているからもしかしたらこれが絶筆になるかもしれないんです。

絶対誰にも見られたくないから死なないけど(笑)

 

そう考えたら、この手帳が私にとっての真のプロジェクトなのかなぁ…

と、もう直ぐ展示も終わるこの時期に思うのです。

面白いね。

 

 

 

もう一つ、私が個人的に勝手にやっているプロジェクト。

 

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「ひとり種プロジェクト」

ZENZO美術館で職員さんたちが、地域の方々などから頂いた種を育てていらっしゃるあれです。

タイミングが合わず、種を持っていく事が出来なかったので、美術館に思いを馳せながら自宅で栽培しています。

 

これはアボカドです。

名前はZENちゃんです(笑)

もともと焦げ茶色の種だけど、皮は剥いた方が良いとあったので、剥いたらこんなツルッツルでした。

 

調べたら、水耕栽培が良さげだったので、暖かくなるまではとりあえずペットボトルで育て、春になったら鉢に植え替えようと思います。

 

これは9月の終わり、栽培始めたばかりの写真です。

爪楊枝が刺さっているところがなんともグロいです。

 

で、今はこんな感じ。

 

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うわぁ〜!

植物っぽーい☆

 

30センチくらいの高さになっています。

寒いけどまだまだ大丈夫そう。

もともと、サボテンとか平気で枯らす私なので、今後無事育つかわかりませんが、引き続き愛情を注ぎたいと思います。

ZENちゃんがんばれ〜!

 

 

というわけで、近況報告でした。

 

sawa