小国び塾活動日誌

藤浩志プロデュースによる「小国び塾」参加メンバーが、坂本善三美術館の収蔵品から発想して取り組む「アートなプロジェクト」の記録です。

関取とシスターと妊婦さんと

さてさて二度目の登場でございます。

 

みなさま、HOTサマーを満喫されてますか?

 

ぼくはクーラーも扇風機も付けず汗をダラダラ流しながら、湿度が高くムシムシして不快なこの感じとシャワーを浴びた後のあの爽快感は等価だろうかと、じぶん天秤にかけながら、「もし少しでも不快感の方が多いなら、残りはきっちり耳を揃えて返してもらおうじゃねぇか!びた一文だって負けやしないぜっ」と顔の見えない審判?門番?閻魔summer?に向けて鼻息荒く息巻いてる長閑な午後でございます。

 

それはそうと、今日は短い足を少し伸ばしまして愛知までやってまいりました。

それはもちろんこのプロジェクト・・・とは全然関係ありませーん汗・・・

でも藤先生も、日常がアートになるって話をされていましたし、きっと、この日常もぼくの藝の肥やしとなること間違いなしです。

しかしぼくみたいにあっちへフラフラこっちへフラフラしていたら交通費がバカになりません汗。背に腹は変えられず、お腹と背中がひっつくぞ状態です(あれ?背に腹が変わった?)。

 

へーこっちは名鉄っていうのがメインなんだーっと、テッチャンよろしくあまり乗らない車内をぐるりっと眺めておりますと、あるシスターさんが乗っておりまして、お隣が空いておりましたので「失礼しますー」っと腰掛けました(もちろん妹さんではありません汗)。ちらっと横目でその方を見ると、胸には十字架のネックレス。

「どうぞ本日も私をこの暑さから守り給え。アーメン」っと。

 

ぼくはあの十字架はとても大きな意味を持つクロスだからちょっとやそっとの覚悟では付けられないと、生まれてこの方一度も身につけたことがありません。

そして、街で見かけた若者が十字架のネックレスをつけていると、テメェこの野郎!お前はクリスティアンなんだろうなぁ!ロナウドなんだろうなぁ!オラオラ!と胸倉を掴んで前後にユサユサと揺らしてやりたい気持ちになります(もちろん小心者の僕ですから実行したことは一度もありません。PDCAサイクルでいうとP止まりです。お前ーまだPしかやってないのかよー俺なんてこの夏もうCまでやっちゃうからな!絶対!後輩のMだってもうDまではやってるゾ。先越されんなよ!ってな感じです汗)

脱線に次ぐ脱線で話の方向が全く見えませんが、あと15ページ分ぐらいはこういう話が続きますので以下14ページ分省略しまして。いきなり結びの文章です。

 

次にそのシスター(妹じゃありませんよ汗)の方を眺めると。なんと1十字架のネックレスがゴロンとひっくり返っているではありませんか?!ゴロンですよ。オセローで白から黒にひっくり返るのとは訳が違います。将棋で歩が金に成るのとは訳が違います。起き上がりこぼしが転んでまた起き上がるのとは訳が違います。七転び八起き。え?まだ話が見えない?イヤイヤ。イメージしてください。シスターの胸元にある十字架のネックレスがゴロンです。

 

・・・

 

その時僕はビビッとある着想が降りてきたんです。

神様降りてきたんですってば!降ろしたのあなたでしょー!

あるイメージを鮮明に想像してしまったんです。

十字架に磔にされたキリストがその姿そのままで、シスターの胸元で。。。あぁウブな僕にはこれから先の言葉を継ぐことができません。うう。

 

恥を忍んで単刀直入に言うと、キリストがシスターの胸をぱふぱふしているようにしか見えなかったんです。

 

・・・

・・・

 

え?それは、お前の脳内が毒されている?

わいせつだ?

それをこうやってブログに上げて公の目に触れられるようにしたら、しょっ引かれるゾ。って?そのあたりの判断は美術館の良識ある大人の皆様にお任せしましょう。

 

もう一度言います。ぱふぱふです。

え?もう一度?パフパフです。

いやいや、きゃりーぱみゅぱみゅではありません。

え?PAFUPAFUです。

え?ぱふぱふって言いたいだけだろ!って?

いやいや。

Dragon Ballのアレです。亀仙人のアレです。

コウリンクン!(あれ?なんか、クリリンみたいだな)ここで原典を確認しようとなんかしちゃダメだぞ!

そんなことしたら、ストレッチパワーがソコに溜まってしまうゾ。

 

もとい、煩悩の塊である僕はなんと罪深いのでしょうか。

もうシスターの方を向くことができません。(もう妹でもなんだって良いです。)

そう言うことか!だから仏教では偶像崇拝を禁止したのか!

こう言う妄想に囚われる僕のような子羊を魔の手から救うために。

ありがとうブッダ!ありがとうシャカ!ありがとうコウシ!(え?今関係者ちゃう人混じってた?まぁまぁ細かいことは良いじゃないですか。)気持ちを落ち着かせるために牛乳を一杯。

 

そして少しでもシスターから距離を取ろうと、顔を上げると、目の前には、次の駅から乗って来た、見るからに妊婦さん(少しお腹が膨らんでいて、上から下にスポンというお腹の締め付けがなさそうなゆるい服を着用している。)という様子の女性が立っているではありませんか!おぉジーザス!これこそ地獄に仏!蜘蛛の糸!カンダタよろしく一糸に縋るように、席を立ち「どうぞ」と譲った。よしこれで大丈夫だ!きっとこの妊婦さんなら僕のような邪念には取り憑かれまい!うまくことが収まるゾ。めでたしめでたし。と汗をふきふき胸を撫で下ろしていると、

 

「いえ、結構です」と名古屋特有のあのクールな感じで一蹴された。

 

・・・

・・・

てんてんてん

 

この恥ずかしさったらない。戻るに戻れずしばらくボーッとして突っ立ったまま、もしや僕はまたミスを重ねてしまったのではないか?とハッとした。9回裏7-0で勝っていてあとワンナウト。さぁ今日もビールが美味いというところまで漕ぎ着けたのに、エラーが重なりアレヨアレヨと7-5。

もしやこの妊婦のように見えた女性は、少しぽっちゃりしていただけなのか?そして、以前も同様に妊婦と間違えられて嫌な思いをしたのかもしれない。そして、今日も僕が席を譲ろうとしたことに対して。「おいおいまたきたよ。勘弁してくれよ。いちいちめんどくさいよ」と心の中で呟いていたのか。あの涼しい顔のその下には、そういう思いを抱えていたのか?!

 

おー神様仏様。この二つのミスはどう償ったら良いのでしょうか?

シスターにも妊婦さんにも見離された私の魂は、このか弱きこの一つの魂はここで迷っています。ここですよー!見えてますかー!

 

と今日のお話はここまで。

え?オチがないって?

そういうの止めてもらえませんかねー。

関西人だからって誰もが吉本の芸人さんみたいに面白い人ばかりじゃないんですYo!吉本芸人って一体何人いるかご存知ですか?

大阪の人口から考えるとあんなのほんの一握りですよ。

マイノリティですよ。大河に注ぐ一滴ですよ。

 

そう言えば、行きの飛行機、今話題の稀勢の里関と同便でした。

捨てる神ありゃ拾う神あり。もしや神様先回りしてここで帳尻合わせてくれたのか。って、それ天秤振り切れてますよ!稀勢の里関に会えたHappyの対価を求められてるとしたら、これからどれだけUnhappy来るんですか?!それって、ちゃんと今年で払い切れますか?

むしろ9月16日の展示日まで僕の命はありますか?

 

そんなこんなですが、コツコツとプロジェクトは続けていますよ。

早くこのブログでプロジェクトの内容をお知らせしたいのですが、

いかんせん、ナマケモノさんなので1日10分ずつコツコツと汗

まだ纏まりません。皆様にお見せできるのは一体いつになる事やら。

え?間に合うのか?って?

あれ?展示って2018年の9月じゃなかったですか??

 

さぁ今年のM-1に向けてせっせとネタを仕込もう。

 

 

僕は3日BOUZUなので書ける時に書いておかないときっとずっと音沙汰がないということになり兼ねないので書きましたが、

塾生の皆様。ブログお待ちしてます。

僕が変な投稿して書きにくくなっているのじゃないか?!と

邪を払うために清いものを書こうと思い、清いものっ♪清いものっ♪と探していると、関取とシスターと妊婦さんといういかにもクリーンや人たちと出会ったので、ナイスカミサマ!これだ!と思って書き始めると、このザマです。

どうやら僕の頭(身体)からはこういうものしか捻り出せないようです。コウリンクン!まさにう◯こだよ。

ぜひ、皆様の文章でこのブログを清めてください汗 

 

文責:きだゆうすけ

 

「藤浩志と小国び塾が作る善三展(仮)」

会期:2017年9月16日(土)~11月26日(日)

   ※2018年ではありません。

f:id:sakamotozenzo:20170728134446j:plain※某関取の写真をupしようと試みるも、あまりに重すぎで(もとい強すぎて)この土俵には上がり切らず。電車のシートのテキスタイル。おぉこれは見方によっては善三さんの紙垂の作品に見えなくは・・・ないかぁ。